石見銀山遺跡群の新切り間歩で瓦ックリート
島根県の中央に位置する石見銀山は2007年7月にアジアでは鉱山遺跡として初めて世界遺産に登録されました。
石見銀山は江戸時代に銀を採掘した坑道跡がたくさんあり、現在での調査では500を超えると言われています。採掘から精錬まですべて手作業で行われ、坑道跡の間歩では当時のノミ跡を見ることが出来ます。
今回施工した新切り間歩も坑道跡ですが、現在は立ち入ることが出来ず入口から奥を観察するだけとなっています。大人一人が背をかがめてやっと入れる大きさです。
新切り間歩周辺の散策通路に瓦を利用した「しまねグリーン製品」に登録されている、【瓦ックリート】を施工しました。
色合いはナチュラルが選ばれて、周囲の環境にマッチした仕上がりとなりました。