しまねグリーン製品の瓦ックファルトブラックが温泉津温泉街で採用
瓦ックファルトブラックが大田市の温泉津町の温泉街で採用され施工されました。
大田市水上町で製造される、石州瓦は1200℃以上の高温で製造されるため、ゆがんだり割れたりします。製造過程で5%程度の品質規格外品が発生しています。
従来は規格外品は埋め立て処分されていましたが、環境に配慮した瓦リサイクルの観点から舗装骨材として活用しています。
瓦をリサイクルした舗装はしまねグリーン製品にも登録され、石見銀山遺跡を中心に景観を配慮した区域で多く使われています。
今回、温泉津街並み環境整備でアスファルト舗装が全面やり替えになるわけですが、その表層部分にしまねグリーン製品でもある瓦ックファルトブラックが採用されました。
瓦ックファルトブラックは粗骨材に瓦をリサイクルした骨材を使用しています。
瓦骨材を使用することで、施工後に瓦の釉薬面が所々表面に現れキラキラ輝きます。
また、条件にもよりますが施工2年後には瓦の素焼き部分も表面に現れ、淡い赤みがかった色彩の路面となります。
施工直後の温泉津街並み
施工後1年半経過した駐車場の瓦ックファルト
施工後7年の瓦ックファルトブラックの表面
温泉津街並みの3年経過の状況です。
下の写真は施工直後 上下の写真を比較して下さい。同じ瓦ックファルトブラックです。年数が経過すると淡いピンク色になります。瓦チップの色合いが年々強くなります。