瓦規格外品を骨材に製造
瓦規格外品を破砕するために、採石場の施設を利用した。
今回、稼働中のクラッシャーのシステムをそのまま使用し、再生砕石のノウハウを活かして、瓦骨材と瓦入再生砕石として製造した。
破砕はジョークラッシャーを使用し、下部には振動フルイが設置され、破砕された瓦規格外品が骨材としてフルイ分けされ、30mm以上と13mm~30mmそして0~13mmの各フルイ通過瓦骨材として、次々に形を変え新しく生まれ変わった。
瓦をクラッシャーで破砕することは関係者全員初めてなので、どんな骨材となってくるのか不安であった。
しかし、出来上がった製品を手に取って見ると、瓦独特の「自然と調和する色彩」や「軽くサラサラとした感じ」が、瓦骨材として利用できる可能性があるように思えた。