車載式プラントが完成
待ちに待った瓦舗装対応の車載式プラントの完成です。
瓦骨材を使う、K-グランドはJIS規格製品でないために、既存の生コンプラントでの製造が敬遠されてきました。
いままで、瓦舗装は簡易の攪拌舟やモルタルミキサーなどで混合していましたが、今年は瓦舗装のパイオニア、K-グランド本部の株式会社エコシステムさんが車載プラントを開発導入されました。
その第1号現場となる、神奈川県鎌倉市にある大船フラワーセンター改修現場に視察に行きました。大船フラワーセンターは昨年の7月から今年3月までの9ヶ月間かけての改修工事リニューアル予定です。
改修工事では既存の池を埋めて、憩いの場を作る一角を瓦を活用したK-グランドC(透水タイプ)が採用され、2月に施工となりました。数量は1,100m2程度の施工面積でした。
車載プラントは1バッチが300リットル、1時間当たり5~6バッチの回転ですので1.5m3程度の製造量です。
1日に6時間稼働すると、9m3の製造量となります。
車載式プラントの写真↓
上部より瓦骨材、バインダーを投入し、コンベアーでミキサーに送り出し混合して排出する工程。瓦骨材は静岡のECセンターからの搬入です。
計量器も自動でデジタル表示で品質管理を非常に精密に行われていました。
現場作業状況
ミキサーから排出されたK-グランドCは一輪車により人力運搬。
施工現場のすぐ近くでの車載プラントでの混合で、打設箇所まで短時間で搬入できるので敷き均し作業、仕上げ作業とも非常にスムーズに進み、綺麗な瓦舗装園路となりました。