瓦骨材を再生路盤材に活用
再生路盤材としての取り組み
瓦骨材を破砕し粒度調整を行い、RC-30の基準配合にして試験を行った。
試験結果
瓦骨材ふるい分け結果表
フルイ目の大きさ | 瓦骨材 RC-30 | RC-30の望まし粒度範囲 |
37.5mm | 100 | 100 |
31.5mm | 100 | 95~100 |
19 mm | 82 | 55~85 |
4.75mm | 38 | 15~45 |
2.36mm | 25 | 5~30 |
下層路盤材料に用いる再生路盤材料の品質表
材料名 | 修正CBR % | すり減り減量 % | PI |
再生砕石規格 | 20以上 | 50以下 | 6以下 |
瓦骨材100% | 34% | 28.9 | NP |
瓦骨材単体では締まらない
試験結果は舗装設計施工指針の品質基準を満足しているが、配合割合を調整して締め固めても瓦骨材自体に粘性がなく締まりにくいRC-30となり、現場施工は難しい。
次に、新材とのブレンドしての製品作りを検討。