石見銀山は瓦の産地
2007年7月に登録予定の石見銀山
仙の山と要害山(山吹城)・大江高山の位置関係を示し、160~200万年前に大江高山(標高808m)を主峰とする大江山地の造山活動により、仙の山の原型が誕生しました。
120~150万年前に大江高山の下から仙の山に向かってマグマが貫入して今の形ができ、その地層の割れ目に地下から昇ってきた熱水によって石見銀山がつくられた。
瓦の産地
石見銀山「仙の山」山麓に位置する水上町は良質の粘土が取れることから、古くから瓦の生産が盛んです。
瓦を生産し年間6500万枚を九州、山陽、京阪神方面に出荷しており、年間の売上高は75億円にも上ります。
瓦生産の過程で発生する規格外品は、製品の約5%にのぼり年間300万枚以上に及びます。
現在、瓦は産業廃棄物となっており最終処分として埋め立て処分を行っています。
全国各地で瓦を骨材として活用している状況ですが、当水上瓦は殆どが埋め立て処分をしています。
この瓦規格品を利用していくために地元企業が一丸となって新しい取り組みを始めました。